
ファイルメーカー
日付計算
日付フィールドの使い方を例を参考に説明します。
日付フィールドは大事なフィールドですので、使い方をしっかり覚えましょう。
今回は下記の様なサンプルを作成しました。(ダウンロードページにあります)
黒字のタイトルが入力欄で、赤字のタイトルが計算フィールドです。
まずは日付フィールドの入力の仕方から。
ファイルメーカーには、ドロップダウンカレンダーというのがあります。
入力日の前後の日付を入力する際には、早く正確に入力する事が出来ます。
サンプルの登録日付に、ドロップダウンカレンダーを設定してみましょう。
レイアウトモードから登録日付のフィールドをダブルクリック
(またはフィールドを選択して「書式」-「フィールドコントロール」-「設定」)
コントロールスタイルの表示形式からドロップダウンカレンダーを選びます。
誕生日はドロップダウンカレンダーを使用して選ぶのは大変ですので、
「1963/3/3」とか「s45/2/2」とか入力したほうが簡単でしょう。
いよいよ計算です。
今回は2種類の計算をさせてみました。
ひとつは登録日付から年月を抜き出す計算式です。その際、月を2桁に統一しています。
計算式は
Year ( 登録日付 ) & Right ( 100 + Month ( 登録日付 ) ; 2)
これは年月毎の集計をし易くするための部品として使います。
リレーションもし易くなると思います。
もうひとつはよくある年齢計算です。
今日を基準に誕生日から計算しています。
計算式は
Int ( Int ( ( Year ( Get(日付) ) * 12 + Month ( Get(日付) ) + Day ( Get(日付) ) / 100 )
- ( Year ( 誕生日 ) * 12 + Month ( 誕生日 ) + Day ( 誕生日 ) / 100 ) ) / 12 )
基本的な計算ですから応用範囲も広いと思いますので覚えておいてください。