Filemaker10の新機能

FileMaker 10での新機能について住所録ソリューションから紹介します。

1.スクリプトの管理

スクリプトを階層毎に管理出来るようになりました。

スクリプトの管理

 

今までは空欄のスクリプトを作り、見易くする工夫が必要でしたが、フォルダを作れるので業務毎のスクリプトに分けることが出来すっきり並べられます。

フォルダ名は太字になり、より分かりやすくなってます。

2.スクリプトトリガ

スクリプトトリガ設定の選択

 

今回のファイルメーカー10での目玉ですね。

今まではプラグインを使って実行していましたが、これからは標準機能として使用しやすくなりました。

スクリプトトリガ設定

 

オブジェクトには5種類のトリガが用意されています。

基本的な使い方としては、フィールドに設定するのが大半だと思います。

レイアウトに設定するのは初心者には難しそうです。

 

トリガ領域 スクリプトトリガ イベント前 イベント後
オブジェクト OnObjectEnter   ×
OnObjectKeystroke ×  
OnObjectModify   ×
OnObjectSave ×  
OnObjectExit ×  
レイアウト OnRecordLoad   ×
OnRecordCommit ×  
OnRecordRevert ×  
OnLayoutKeystroke ×  
OnLayoutLoad   ×
OnModeEnter   ×
OnModeExit ×  
ファイルオプション OnFirstWindowOpen   ×
OnLastWindowClose ×  

 

英語版のプラグインを四苦八苦して使っていたのから開放されるのはうれしーー!

FileMakerにみんなが待ち望んだ機能ですから、十分に活用しましょう。