リレーションとデータの作成

リレーションとデータの作成についてもう少し詳しく説明します。

まずは「親」と「子」というテーブルを作ります。

親は

集計フィールド

キーがひとつと、項目が3つあります。

子は

子のフィールド

キーが2つ「親番号」、「子番号」と項目が3つのあります。

 

テーブルが出来たら、データの入力です。

新規レコード作成

通常だとレイアウトを表示して、メニューから「新規レコード作成」ですよね。

「親」はそれでいいのですが、子の時はどうでしょう?

子のレイアウトを表示して、メニューから「新規レコード作成」をして見ましょう。

全て空白の画面が出てくるはずです。

そこで「親番号」、「子番号」と2つのキーを間違えなく入力しなくてはいけません。

これが基本中の基本の入力方法です。

でも面倒ですね。

そこでリレーションを利用します。

親と子のリレーション

「親番号」で「親」と「子」はリレーションされています。

ここで「このリレーションシップを利用して、このレコードの作製を許可」にチェックを入れます。

そして新しいレイアウトを作成します。

レイアウトの元は「親」テーブルです。

リレーションでポータル表示

「親」の必要な項目を表示して、ポータルを作成します。

本来は「親番号」は、ポータルの中には必要ありません。入力出来ないようにしておいてください。

このポータルの中に、データを入力すると、「親番号」が勝手に入ってきます。

リレーションでレコードの作製にチェックを入れたので、ファイルメーカーが同じ「親番号」の「子」レコードを

作成してくれたのです。

ポータルを使ったレコードの作製もファイルメーカーの基本だと思いますので理解が出来るまで試してください。