基本のテーブル

ファイルメーカーはカード型データベースから進化をしてきたようです。

本当の意味のリレーショナルデータベースソフトとは言いがたいですが、使いやすいソフトだと思います。

 

さて基本となる「テーブル」「フィールド」「リーレーション」についてですが、

1番最初に悩むのがテーブルの作り方ですね。

「テーブル」は項目「フィールド」を含む情報のグループ名です。

 

ファイルメーカーに限らず、どんなテーブルに情報を分けるか、そのテーブルの中身(フィールド)はどうするのか、最後にテーブルの連携(リレーション)はどうするのか?

などなど考える事はたくさんありますが、まずはいろいろなサンプル等を見てドンドン経験値を上げてください。

 

「noeland」のテーブルは、

  1. noeland:各種コントロール用
  2. 飼主:ペットの飼主情報用
  3. ペット:ペットの情報用
  4. 郵便番号:飼主の入力軽減用
  5. 品種:ペットの入力軽減用

などありますが、直接的なテーブル(飼主・ペット)と間接的なテーブル(郵便番号・品種)に分かれます。

 

そこで大事になるのが「各項目」と「連携キー」です。
「各項目」は、氏名、生年月日、電話番号、品名、金額とかのことです。
「連携キー」は、会員番号、カルテNO、社員番号、とかのことです。

キーはあるテーブルではユニークな存在になるようにするといいでしょう。
顧客テーブルでは「顧客コード」が、飼主テーブルでは「飼主ID」がユニークな存在です。

データベールの定義

 

リレーションの関係は、「飼主」1レコードに「ペット」多レコードの関係になります。

「ペット」1レコードに対しては「カルテワクチン」・「カルテ一般」・「カルテ狂犬病」が多レコードとなります。

 

各テーブルの内容(フィールド)を考えながらまずはテーブルを作って見てください。

おおよそテーブルが出来たら中身のフィールドを作りましょう。

テーブルやフィールドはいつでも増やせるので最初は欲張らずに少ないフィールド(項目)で
作り出すといいでしょう 。

 

ファイルメーカーで最初にテーブルのフィールドを作ると、自動的にレイアウトが作成されます。
必要がなければ削除してもかまいませんが、内容(レコード)の確認用に残しておくのも一案かと思います。
初期設定でレイアウトを作る、作らないの設定も出来ます。

自動といえばレイアウト作成時にもフィールドを挿入するとフィールド名が挿入されますが、
これもする、しないの設定ができます。